【剣盾S21シングル】レックウザ全抜き構築【最終1532位 レート1841】
【あいさつ】
初めまして。ごりきちです。
今回は、結果こそ伴わなかったものの、レックウザ軸でそこそこ手応えのある軸を作ることができたので、「レックウザを使ってみたい」という人に向けて記事を残すことにしました。
また、この記事発信で、レックウザの可能性がどんどん開拓されていくと嬉しいな、という思いのもとペンを走らせています。ペン?
【最終結果】
…一応、ね。
TN こうきち 最終1532位 レート1841
【構築の経緯】
しかし、低い耐久と中途半端な素早さ、そしてタイプ相性の面で環境トップの禁伝に一方的に不利を取ることが多く、悲しくなるほど環境は向かい風だった。
ただ、竜の舞からの高火力技によってそれらの禁伝も上から倒せることに注目し、サイクルしながら起点を作り、レックウザで全抜きを狙う構築を目指した。
まず起点作り役として、あくび+ステロが使えて、ダイマなしの今環境で使い勝手のよくなった「ふきとばし」を覚えるカバルドンを採用。
次に、レックウザ+カバルドンの並びでキツい氷タイプの一貫を切ることができ、鬼火やトリックで起点作りもできるスカーフヒートロトムを採用。
ここまでで構築の軸は完成したが、環境に多いザシアンに対して絶っっ対にスキを見せたくなかったので、ドヒドイデとナットレイを受け駒として採用。
(ゼルネアスに見た目上強い点も評価)
(ヌオーは流行っていたザシアン+鉢巻きウオノラゴンの並びに隙を見せやすいので採用見送り)
この5匹で重い黒バドレックスのメタ枠として、挑発+捨てゼリフで受けポケモンや起点作りポケモンを強引に起点にすることもできるタチフサグマを採用。
【個体紹介】
レックウザ@命の珠
性格:陽気
特性:エアロック
実数値:181(4)-202(252)-110(0)-153(0)-110(0)-161(252+)
技構成:画竜点睛/地震/オーバーヒート/竜の舞
攻撃技はタイプ一致高火力で無効化もされない画竜点睛、ザシアンやムゲンダイナに抜群がとれる地震、ナットレイやエアームドといった物理受け鋼ポケモンへの役割破壊のオーバーヒートを採用した。
竜舞した後はとにかく火力が凄まじく、ガリョウテンセイは等倍の物理受けやタイプ受けを許さない。
例)HBランドロスを威嚇込みで確定2発。オボン持ちでも高乱数2発。
竜舞後の地震は、H252ザシアンを確定1発。耐久ムゲンダイナは80%~93%なので、カバルドンのステロ展開必須。
Cに下降補正をかけていても、252振りC100族くらいの火力があり、オーバーヒートで耐久テッカグヤを9割ほど削ったときはビックリして鼻水いっぱいでた。
カバルドン@オボンの実
性格:のんき
特性:砂おこし
実数値:215(252)-132(0)-169(124+)-x-109(132)-56
HBD…冠環境で強い人が使っていた型の流用個体。そこそこの物理受け性能と、特殊相手にも行動保証のある起点作り性能の欲張り型を、調整意図を知らぬまま使ったが困ることはなかった。
性格:おくびょう
特性:ふゆう
実数値:125(0)-x-127(0)-157(252)-128(4)-151(252+)
技構成:オーバーヒート/ボルトチェンジ/鬼火/トリック
・トリックや鬼火でレックウザが踊る起点を作れる点
・氷の一貫を切りつつ、氷タイプのポケモンのサブウェポンで多い地面技が無効であと投げしやすい点
・スカーフを持つことでザシアンに上から負荷をかけれる点
唯一無二の性能を持っていた。
ナットレイ@ヨプの実
性格:のんき
特性:鉄のとげ
実数値:181(252)-114(0)-201(252+)-x-137(4)-22
技構成:ジャイロボール/ボディプレス/鉄壁/宿木の種
物理受け(ザシアン受け①)
強い人の配信で見たヨプの実ナットレイをパクった。
ザシアンに対しては、あと投げ(鉄トゲ)→インファ耐え(鉄トゲ)→ジャイロで、耐久に振っていても次の鉄トゲ圏内まで削れて強かった。
悪ラオスに対しても、インファ耐え(鉄トゲ)→ボディプレで対面で処理できてエラすぎた。
ゼルネアスの気合玉をヨプで耐えてジャイロで切り返す!なんてシーンも想像していたが、全部かわしたので夢で終わった。
ドヒドイデ@ゴツメ
性格:ずぶとい
特性:再生力
実数値:157(252)-x-224(252+)-73(0)-163(4)-55(0)
技構成:熱湯/黒い霧/トーチカ/自己再生
物理受け(ザシアン受け②)
ゴツメを持たせることで、受け出すだけでザシアンをロトムのオバヒ圏内に入れたり、トーチカと絡めて鉢巻きノラゴンを定数ダメで葬ろうとか考えていた。
ナットレイと合わせてザシアン受け2枚はいらなかったかもしれない。若干パーティ内で腐っていた。
タチフサグマ@気合の襷
性格:ようき
特性:負けん気
実数値:169(4)-142(252)-121(0)-x-101(0)-161(252+)
技構成:はたき落とす/カウンター/挑発/捨てゼリフ
黒バドメタ枠/起点作り役②
スカーフは上からザシアンに圧力をかけれるロトムに持たせたかったため、消去法で気合の襷を持たせた。
挑発+捨てゼリフで受けポケや起点作りポケモンを強引に起点にする動きが強かった。
強者の影響か、環境にいるタチフサグマはスカーフが多いので、襷カウンターがエスバ・ラオス・ザシアンあたりに刺さるだろうなぁとニヤニヤしていたが、1回も使わなかった。
【選出パターン・立ち回り】
今期レックウザ軸でいろんな構築を作り、それらを試しながら使っていたため、選出パターンや立ち回りを解説できるほど、あまりこの構築で潜れていないが…
基本選出 ヒトム+カバ+レックウザ
この並びが強かった!
vsザシアン軸は基本選出
テテフやノラゴンがいた場合、ヒトム+ナット+レックウザ
vsムゲンダイナ軸は基本選出
ほとんど初手にダイナを投げてくるので、カバを初手投げして、ステロ+あくびorふきとばしで一度手持ちに引かせてからレックウザで舞っていく。レックウザバックに合わせてダイナを合わせてくる人が多かったので、起点を作っても一回はあくびをする必要があった。
vs黒バド軸はヒトム+タチフサグマ+レックウザ
初手オーガに対応できるのがタチフサグマくらい。はたき→捨てゼリフでナットにつなぐ。初手レックウザを投げてスカーフ判別してもいいが、スカーフしおふきに対してHBナットバックは無理があるので、できなかった。特性エアロックもあり、レックウザカイオーガ対面でしおふきは本来打てないので、冷ビに対してHBナットバックはできるが相手を信用するプレイングはしたくない。
vsゼルネ軸はヒトム+ナットorドヒド+レックウザ
先に展開できれば、竜舞ガリョウテンセイで耐久振りゼルネアスもワンパンできる。
【苦手なポケモン】
相手の禁伝枠全般→能力上昇するやつらは先に展開されるときつい
カプ・レヒレ→構築のほぼすべての相手が不利を取る。ある程度削った状態で、レックウザで先に竜舞できれば問題ないが、その過程にグチャグチャにされがち。
サンダー→明確な突破手段がないw
ヌオー→安定して処理できない。レックウザの珠ガリョウテンセイは受かっていないが、ゴツメと珠ダメ込みで押し負ける。
【改善点】
苦手なポケモンも考慮すると、役割の薄かったドヒドイデ→草技持ちウツロイドにするとよさそう。
【最後に】
ここまで読んでいただいたレックウザ好きの方、そうでない方もありがとうございます。
また、普段から配信に来てくださる方々、Twitterで絡んでくださる方々、皆様のおかげで楽しくポケモンができています。ありがとうございます。今後ともごりきちと仲良くしていただけると嬉しいです。
今期は、全く結果が残せませんでしたが、来期こそはレックウザと3桁目指して頑張ります
(最終日の朝、怒涛の9連勝をしてレックウザの3タテシーンもたくさんあったのですが、全く録画してないポンコツ配信者ですみません。レックウザは可能性の塊です)