持ち物:イバンの実
性格:控えめ
特性:げきりゅう
実数値:185(236)-x-94(0)-195(252+)-136(0)-83(20)
調整意図:S…12振り60族抜き。Cぶっぱ。余りH。
ダイマでの殴り合いや、堪える→激流イバンの火力を最大限上げるために
ハイドロカノン。素で水技を撃ちたい相手がいなかったので特に困らなかった。
主に
対ネクロ軸
として採用した。ネクロと対面から撃ち合えるだけでなく、ネクロの
取り巻きに強いのが偉かった。そのため、ラグ

やレ
ヒレ
の処理速度を上げるための
エナジーボールを採用している。
エースバーン
持ち物:チイラの実
性格:意地っ張り
実数値:156(4)-184(252+)-95(0)-x(0)-95(0)-171(252)
技構成:火炎ボール/ダストシュート/身代わり/コートチェンジ
調整意図:HP身代わり3回で木の実発動。陽気で抜きたいラインが変わらなかったので、火力重視の意地っ張り。持ち物は何となく身代わりと相性の良さそうなチイラにした。
相手の展開構築ピンポイントのメタ枠。
例)壁ゼルネ

・壁白バド

・ラプザシ


・レ
ヒレネクロ


など
vsラプザシ

vs後攻の尻尾トリックレヒレ
初手レ
ヒレ対面、身代わり(相手はトリック)→ダスト→ダストで仕事をさせずに突破する。※技は外さないものとする。
vsロンゲorクレフ

初手ロンゲorクレフ対面、身代わり(相手はリフレクター)→ダストor火炎→ダストor火炎で突破し相手の裏と対面する。何なら身代わり残ることもある。
壁エレキ

、壁ドラパ

は無理。
相手目線は珠エースバーン

の圧力がすごいので、
様子見の身代わりが安定し、意外と汎用性のある
ポケモンだった。
【選出・立ち回り】
vsザシアン軸
初手対面が、
※ゲロゲ

→
レックウザ
に即バック(みんなニヤニヤしながら草技打ってくる)
※ランド

→あくび
①ステロなら次にランド

が来るターンに
クイタンを合わせて
レックウザ
のダイジェット
その後、
カウンターorミラコしたラグ

に対してザシアン

やダイジェッター


が出てきた場合、ラグ

を切ってミミ

の
トリルから
レックウザ
を展開し暴れる。
トリル展開した際、相手の低速
ポケモンが残っているととキツい。

ヨンダ?
エスバ

+レック

+@1
vsオーガ軸
初手のオーガ

をラグ

で持っていけると楽に戦える。オーガ

の
後発ダイマはくそきつい。
レックウザオーガ対面


は相手が舐めて冷凍ビームを撃ってくれると
ダイマレックウザが耐えて返り討ちにできる。
襷で耐えたラグ

に対してエースバーン

を出された場合、ミミ

にすぐ引かないといけない。ナックルされると
ミミッキュ
が
雨下で
エスバ

の珠カキュウを耐えなくなる。
vsイベル軸
※アシレ

→イベルの裏の
対面の駒に強め
※レック

→イベルの裏の
受け駒に強め
初手イベル

と対面したら
ダイナックルから入る。相手のドヒド

引き、イベル
ダイマのどちらにも対応できる。
ダイマ珠イベルとの撃ち合いには絶対に勝てるが、HPは赤ゲージしか残らない。
※ナックル+アースでHBドヒド

がヘドロの回復込みで超高乱数で落とせる。
イベル軸はドヒド

のトーチカ択を始め、択が多く
ジャンケンになるし、イベル使い大体ジャンケン強い。自然とこぶしがグーになっていることが多かった。
イベル

+
ヌケニン
はこの並びにしてから当たらなかったのでわからない。
vsネクロ軸
初手レ
ヒレ
なら
エスバ

、ラグ

ならアシレ

を合わせて、無償突破を狙いたい。
エスバ

が通りそうなら
エスバを通してもいいが、基本
ダイマはアシレ

で切ると強い。
vs黒バド軸
レック

+@2
ラグ

読みの初手黒バド

(身代わり持ち)から入られることが多いので初手ラグ

はキケン。
黒バド

と対面したら
ダイマを切る。
レックウザ
が意地のためS+1でも
最速黒バドを抜けないが、身代わりから入られた場合も次のターンは引きorアストラルビットor
ダイマなので、ダイジェットを2回できて最終的に上を取ることができる。
vsダイナ軸
初手ダイナ

対面はミラコ。身代わりは考慮しない。今期は一度も当たらなかった。
HBカグヤ

は
やどりぎがあるので、
剣舞でも崩しづらい。幸いあんまり選出されなかった。
vsホウオウ軸
レック

+@2
岩技が考慮されないので、
初手ダイロックでイー
ジーウィンできる。
耐久
ポケモンと対面した場合は、
剣舞から入って崩しにいく。熱湯やけどは考慮しない。
相手の受け
ポケモンと対面したら、
問答無用で剣の舞から入る。熱湯やけどは考慮しない。これで
全部破壊できる。
天然ヌオー

は可哀想なくらい受からないし、ムドー

は特殊技ケアで引くかステロしかできないので敵じゃない。無駄無駄無駄無駄無駄ァァ
vs白バド軸
ラグ

+@2
基本的には無理よりの無理。壁なら先に
エスバ

を展開すればワンチャン。ラグ

のカウンターで白バド

を倒せればワンチャン。お前は俺の従順なワンちゃん。チェゲラッ
vsゼルネ軸
壁ならエスバ
で先展開。最悪ラグ

のお祈りミラコ。
チョッキザポス

はジオコン後のゼルネ

と殴り合えるらしいと聞いていたが、その機会は訪れず真相は闇のまま…
vs展開構築

先に展開されると
特性貫通のせいでミミ

の切り返しもできないので、めちゃめちゃくちゃくちゃキツい。
vsジガルデ軸

相手もこっちの構築は相当キツいハズ。
初手レヒレ
が多いのでアシレ

で迅速な処理を試みる。先に展開された場合は、ミミ

で呪いを入れて誤魔化す。プレイングの勝負になる。
・この世の
全ての型のドラパルト

・初手の身代わり
・初手のとんぼ返り
・
草結びランド

→ラグ

がD
個体値0のせいで、草結び+とんぼが乱数一発。最終日の対戦では、僕を悲しませまいと1耐えてくれたので助かった。
・ポリ2

→
後発ダイマポリが特にキツい
・
アッキHBサンダー

→
レックウザ
のダイジェットに後出し、ダイロック→岩なだれを乱数次第で耐えてくる。最終日に急にマッチングし始めて、一回
レックウザを特殊型にした。
・
メタモン
→
レックウザ
が分からな過ぎてよく投げられる。トリルもあるので基本的には問題ないが、たまに困ることがある。
・同速に勝ってくるズルすぎる
最速ザシアン

・「もう弱いやろそれ」ってほど耐久に振りきってるザシアン

【感想】
レックウザは【序章】でも語った通り、デメリットの部分が大すぎて「禁伝枠」として採用するポケモンとしては、実はあまり強くなかった。
ポケモンとしての性能が環境にマッチしていない事実もさる事ながら、
レックウザを使うことによる以下の弊害が本当にキツかった。
①相手目線
レックウザが何をしてくるか分からない→相手のプレイング・選出がぐちゃぐちゃになる→こっち目線も相手が何をしてくるか全く読めないwファーーーwww
②相手の自慢の
ポケモン(マイナー型)の選出を誘いやすく、
レックウザにもそれを撥ね退けるだけの圧倒的なパワーがないために、相手のビックリ
ポケモンに為す術なくやられてしまうことがある→構築・選出段階でケアできない負け筋を引きやすい
結果、相手との噛み合いに勝敗が依存する部分が多く、安定して勝つことが難しかった 。
(普通の
ポケモンや普通の並びを
レックウザ構築で使っても、「シーズンを通して勝ち続ける」のは厳しいと学んだ。そういった流れがあって、相手から見えにくい確かなルートで
レックウザを押しつけていくことを目指し、
レックウザに繋ぐまでに相手依存な要素を含んだり、一部割り切ったプレイングをしなければいけない今の構築に行き着いた。)
有名な並びにも「勝つことができる」というだけで十分なのかもしれないが、
レックウザの性能に本気で期待していたので、最終3桁という目標が達成できて嬉しい一方で、
レックウザの限界を見てしまったようで悲しくもあった。
まあただ好きな
ポケモンなので、今後も使うかもしれない。
みんなも使ってみて、強そうな並び・型があれば教えてください。
この構築に対する意見やアド
バイスなども、あれば気軽にして貰えると嬉しいです。
今シーズン、構築の案をくれたり、構築を一緒に回してくれたぽけひこさん(@55254416)
配信したら遊びに来てくれる方々
中でもコメントしてくださる方々
この記事を最後まで読んでくださった皆様に心から感謝申し上げます。
【自分語り】
親の教育方針でゲームがない環境で僕は育った。
友達がゲームでワイワイ遊んでいるのがうらやましかった。
画面を覗くだけじゃなく、いつかやってみたい。
そんな僕が初めて自分でプレイしたのが、ポケットモンスターだ。
友達のタカシくんが、親に内緒で貸してくれたゲームボーイアドバンスとエメラルドだった。
僕は毎夜、布団に隠れてポケモンをした。
初めてのゲームに夢中だった。
しかし当時は小学生。
ストーリーに苦戦していたことを今でも鮮明に思い出す。
フラッシュの存在に気付かず、狭い視界のまま石の洞窟でダイゴを探したり。
カイナシティの海の博物館に2階があることに気づけず、クスノキ館長が見つけられなかったり。
海底洞窟のかいりきで押せる岩のパズルが難解すぎて詰みかけたり。
そんな中でも一番苦戦したのは、2回目の「そらのはしら」だった。
レックウザの入手イベントだ。
マッハ自転車のトップスピードを維持したまま、入り組んだ通路を正確に進めないと床が抜け落ち、1階からやり直さなければならないというギミック。
タカシくんが貸してくれた操作性の悪いゲームボーイアドバンス、そして、ゲーム経験の少なさからくるゲーミングスキルの低さが相まって、屋上で待つレックウザに会うことはもはや不可能だった。
誰にも相談できず、一人布団の中で枕を濡らす日々。
一体何日かかったのだろう。
やっとの思いでたどり着き、手に入れたレックウザは僕の中で本当に伝説級のポケモンだった。
・・・そんなレックウザが、弱いわけねェよなぁ!?
ザシアン潰すぞ!!!
~続~